抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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クント管の中にある気体が,その気体性の音影共振周波数に近い周波数で有限振幅の振動をピストンによって与えられるときには,衝撃波が発生し管の中を周期的に前進後退する。この場合には気体は温度上昇し平均圧も上がる。ここではそのような状態にある気体の定常的運動を,管壁の摩擦および熱伝導による損失効果を考慮に入れて理論的に考察する。現在までに得られた若干の実験データはこのような理論から推定される諸種の値とよく一致する