抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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塩化ビニル樹脂,スチレン樹脂,酢酸セルロース系繊維素誘導体樹脂,ポリアミド,ポリエチレン,ポリカーボネイト,ポリプロピレン,メタクリル樹脂,アセタール樹脂についての疲労試験をASTMD671-63TB法にて20±1°C,65±3%RHのふん囲気の中で行なった.その結果,熱可塑性樹脂の疲労強度は約1~3kg/mm
2程度であること,S-N曲線には,内部発熱により軟化して破断したものと脆性化により破断したものとの二種類の曲線によって作られたものすなわち曲線に二様性があるものと,そうでないものがあること,疲労強度と曲げ強度の比はほぼ20±5%の範囲に入り,弾性率に関係がないこと,一般に強いとされているポリカーボネイトは疲労強度と曲げ強度との比が小さくて疲労に弱いが,一般に弱いとされているポリエチレンは疲労強度と曲げ強度との比が大きくて疲労に強いこと,などがわかった.