文献
J-GLOBAL ID:201602002308364569   整理番号:65A0266646

熱可塑性樹脂の疲労試験

著者 (2件):
資料名:
巻: 14  号: 138  ページ: 172-175  発行年: 1965年 
JST資料番号: F0385A  ISSN: 0514-5163  CODEN: ZARYA   資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN) 
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
塩化ビニル樹脂,スチレン樹脂,酢酸セルロース系繊維素誘導体樹脂,ポリアミド,ポリエチレン,ポリカーボネイト,ポリプロピレン,メタクリル樹脂,アセタール樹脂についての疲労試験をASTMD671-63TB法にて20±1°C,65±3%RHのふん囲気の中で行なった.その結果,熱可塑性樹脂の疲労強度は約1~3kg/mm2程度であること,S-N曲線には,内部発熱により軟化して破断したものと脆性化により破断したものとの二種類の曲線によって作られたものすなわち曲線に二様性があるものと,そうでないものがあること,疲労強度と曲げ強度の比はほぼ20±5%の範囲に入り,弾性率に関係がないこと,一般に強いとされているポリカーボネイトは疲労強度と曲げ強度との比が小さくて疲労に弱いが,一般に弱いとされているポリエチレンは疲労強度と曲げ強度との比が大きくて疲労に強いこと,などがわかった.
引用文献 (7件):
  • 1) 黒田寿紀, 谷口肇, 大工試季報, 13, 165 (1962).
  • 2) 黒田寿紀, 石橋徹, 材料試験, 10, 485 (1961).
  • 3) 黒田寿紀, 石橋徹, 谷口肇, 大工試季報, 12, 334 (1961).
  • 4) 黒田寿紀, 谷口肇, 材料試験, 11, 504 (1962).
  • 5) 黒田寿紀, 谷口肇, 小牧和夫, 大工試季報, 13, 265 (1962).
もっと見る
タイトルに関連する用語 (2件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る