抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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クエスタモリブデン鉱床はニューメキシコ州北部のサングレ・ト・クリスト山塊中にある.噴出岩類は安山岩質から流紋岩質の熔岩,角礫凝灰岩,凝灰岩からなっていて,プレカンブリヤ変成岩類中の陥没帯に噴出している.ログ・キヤビン花崗岩,クエスタ鉱山アパライト,レッド・リバーアパライトの花崗岩株が噴出岩中に貫入している.これらの花崗岩の岩漿分化は進んでいて,DIは主岩相で93-95,後期相で96~97である.Mo鉱床をもつクエスタ鉱山アパライトが最もよく分化している.岩漿分化の程度はクエスタ鉱山地域のMoの濃縮の大きな要因であり,またMoを含む鉱液を逸散させないような貫入機構がMo鉱床の形成の要因となっている.