抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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第5回セルロース会議(ニューヨーク):エゾマツの中間層および細胞膜からリグニンおよびヘミセルロースを除去すると木材中には20~40Å程度の大きさをもった孔が発生するということを,抽出木材の窒素ガス吸着量から算出。クラフトおよび亜硫酸蒸解時におけるパルプの収率と発生した孔の容積の関係をみると収率が90-100%の間では孔の全容積は除去された物質の容積に等しく,55~90%収率では全容積は溶出物質の容積より大きくなり,55%収率以下になると全容積は溶出物の容積より小さくなり,収縮が起っていることを示す。これらの結果から孔の発生および収縮機構,多孔組織などについて考祭;図6表1参29