抄録/ポイント：
抄録/ポイント
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妙高火山および黒姫火山はともに第四紀最末期に形成された二重式成層火山で,妙高火山の活動は四期すなわち,1)古期成層火山形成期,2)新期成層火山形成期(a.前期,b.中期,c.後期),3)カルデラ形成期1の中央火口丘形成期に分けることができる。妙高火山は大量の溶岩流,火砕流および泥流からなり,岩石は普通輝石・かんらん石玄武岩から紫そ輝石・角せん石石英安山岩までの範囲にわたり,変化に富む。これに対して黒姫火山では溶岩流が圧倒的に多く,火砕岩がこれに次ぎ,岩石の大部分は普通輝石・紫そ輝石安山岩であり,岩石の種類はむしろ単調である;写図6表3参32
