抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
著者らの毛細管形水銀電量計は,電気量に比例して電解液が毛細管中を移動するから,この移動量を顕微鏡と接眼移動測微計で測定すれば微小電気量が測定でき,放射線量が測定できることを述べた.この電量計による測定方法は,G-Mカウこンタヘ積層乾電池などで規定の電圧を印加した回路へ電量計を直列に接続してG-Mカウンタのパルス電気量を電量積算して行なわれる。β線源を月jいた測定実験から(1)線量率一定のときは電量積算量は積算時間に比例する。単位時間の積算量は線量率(cpm)に比例する,(2)積算線量と電量積算量はよく比例するが,3×10
4cpm以上になると厳密には比例しなくなる・これはG-Mカウンタの回復時間内に発生するパルスに原因する,(3)G-Mカウンタの印加電圧は電量積算量に影響するが積層乾電池によっても数か月は定電圧が得られるなどの結果を得た放射線によるG-Mカウンタのパルス電気量を著者らの毛細管形水銀電量計で直接積算して放射線量を簡便に測定できると述べている;図7表1参8(著者抄録)