抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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木材チップから多量に得られるリグニン誘導体を分散染料用の分散剤として利用する研究がWestvaco社でなされており,そのいくつかの知見を述べた。分散性と熱安定性について言えば1)親水性の染料に対しては高度にスルホン化されたリグニンが有効である。2)やや疎水性の染料に対しては中程度のスルホン化リグニンが有効であり,熱安定性もよい。3)疎水性の染料に対しては低度のスルホン化リグニンが有効である。などの結果が得られている。一方リグニンによる染色物の汚染が問題であり,含窒素系繊維では著しい。その他染色性に及ぼす影響についても詳しく論じた;写図2表1