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J-GLOBAL ID:201602002506756120   整理番号:71A0357467

マトリックス-ESR法によるテトラフルオルエチレンの放射線重合初期過程に関する研究

著者 (4件):
資料名:
巻: 73  号: 12  ページ: 2692-2698  発行年: 1970年 
JST資料番号: F0171A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN) 
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テトラフルオルエチレンは-196°Cの固相でγ線によって~10%程度の重合が起るとされている。著者らはこのテトラフルオルエチレンにマトリックス分離法を適用し,電子スピン共鳴(ESR)を観測することにより重合の初期過程に関する研究を行なった。-196°Cでテトラフルオルエチレン単独にγ線を照射すると中央の超微細構造のほとんど見られない幅の広い成分と,その両側の“wing peak”からなるESRスペクトルが観測され,これは~CF2CF2・つまり成長ラジカルが生成したことを示している。一方キセノンマトリックス中にテトラフルオルエチレンを低い濃度に分散させた場合には単独の場合には見られなかった・CF3を始めとするいくつかの低分子ラジカルが見出され,これらの結果は炭素間の結合の切断がかなり起っていることを示している。これらの結果にもとづいて反応機構について考察を行なった。またエチレン-テトラフルオルエチレン2成分系について-196°Cの固相ではγ線による共重合はあまり起らないことが確かめられた(原報)
シソーラス用語:
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