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J-GLOBAL ID:201602002515030085   整理番号:63A0199294

結晶成長に伴う微量不純物の共晶

Cocrystallization of microimpurities with growing crystals.
著者 (1件):
資料名:
ページ: 1-12  発行年: 1960年 
JST資料番号: Z0000A  資料種別: 不明
記事区分: 原著論文  発行国: その他 (ZZZ) 
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微量不純物の成分が,水層,結晶層の間をどのように移動するかについて,濃度,移度速度などについて詳しい考察を行ない,NaCl-CdCl2系,NaCl-CdCl2系NaCl-TlCl系について行なった実験の結果と比較して論証を行なった.実験は,PbCl2を含んだNaClの過飽和溶液から,NaClが結晶析出する場合には,理論的考察から考えられる3つの条件,すなわち,固相液相の不純物の分布状態を最初に定める沈殿結晶の成長,拡散流動が完成した時期に問題になる構造再結晶,結晶表面への物質移動の条件について極めて満足した結果が得られた.CdCl2 TlClの場合についても同様であった.共沈のおこる最初の時期には,結晶の表面層と溶液間でのイオン交換速度が著しく速いのでこれは不完全に行なわれている.成長速度がおそくなるにつれて,不純物は固相に濃縮される場合と,そうでない場合とがわかれてくる.この辺の事情は,CdCl2 PbCl2 TlClなどについて一様ではない.過飽和溶液中の多量成分の結晶成長に伴う微量不純成分の共沈について,均一,不均一分布の原因を明らかにした;図2 表2 参30 Radiokhimiya 2[5]509-520(’60)の英訳
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