抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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タフトライド処理による拡散層のかたさ上昇は窒素の過飽和固溶によるもので,析出は悪影響を及ぼす。化合物層においてはε-窒化物(Fe
3N)がほとんどで,それに微量のγー窒化物(Fe
4N)が共存する。また,この層にはα鉄は存在しない。タフトライド処理鋼のX線残留応力測定では巨視的残留応力そのものを測定し,処理により発生した残留応力の多くは熱ひずみによる。タフトライド処理による表面圧縮残留応力は繰返し応力によりほとんど減少せず,残留応力の疲れ強さへの寄与は全上昇率の約30%程度でその他の因子の寄与が大きい;写図11 参6