抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ヒトの補体の第三成分(1)を,補体酵素,トリプシン,あるいはゆるやかなヒドロキシルアミン分解すると,アナフィラトキシン活性を持つ破片(II)が得られる。酵素で得たIIは分子量が約7200で,N-端セリンとC-端アルギニンを含む。Hは強い塩基性ペプチドである。ヒドロキシルアミン生成IIは分子量が約7800で,アミノ酸組成は酵素生成IIと似ている。1の分子量は185,000で酸性アミノ酸の方が多い。N-端,C-端の分析結果もあわせて考えると,IIアナフィラトキシンは,1のN-端部分からの異常に塩基性な領域に相当すると推定された。ヒドロキシルアミン分解と酵素分解とを比較;写図10表4参28