抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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赤きょう病菌(isaria fumoso-rosea)を用いて,培地中でのhyphal bodyの形成状態を炭素源利用との関連において,菌糸や分生子柄の場合と比較観察.炭素源としては4,2,1,0.5および0.25%のぶどう糖を合成寒天培地に加えた.Hyphal bodyは菌糸の発育と同様,糖濃度が高いほど形成が盛んであったが,分生子柄ではむしろ糖濃度が低い場合に形式が盛んであった.Hyphal bodyは培地中の糖の消費に伴ない消滅し,分生子柄がかえって増加した.Hyphal bodyは本質的には繁殖器官である胞子の属性よりも,むしろ栄養器官である菌糸の属性を持ち,養分の一時的貯蔵器官とみなされた:参11