抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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倒産原因をみるに,昭和39年中の倒産4,212件については(1)他社倒産の余波によるもの810(2)販売不振719(3)売掛金回収難710(4)放漫経営554(5)設備投資過大375等の順であり,昭和40年1月の倒産402件については(1)販売不振75(2)売掛金回収難69(3)他社倒産の余波62(4)放漫経営60(5)設備投資過大43等の順で,金融引き締めの浸透による金詰まりが中小企業に厳しく反映したものだ。つまり(1)景気パターンが変ったこと(2)借入金増大と設備投資の行き過ぎたこと(3)企業の優劣格差問題の表面化したこと(4)融通手形が乱発されたことが原因だ。なお,高賃金による労務倒産も懸命されると詳論;表3