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J-GLOBAL ID:201602002552434773   整理番号:66A0285371

パネル討論会(III)放射線化学工業化の技術的問題点

資料名:
巻:ページ: 905-921  発行年: 1964年 
JST資料番号: F0880A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 日本 (JPN) 
抄録/ポイント:
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RI線源は価格が非常に安く,いつでも実用化できる段階に達したが。全体的の照射コストを下げる問題に対しては線源工学,化学工学に重点を置いて進めていく事が大切で,加速器による理想的照射ユストは1hr当りの照射コストが数千円,1Mradx1kg当りのコストカ数円になり,化学用原子炉は非常に有用だが解決すべき問題点が多過ぎる。最近注目される放射線化学反応として臭化エチレン,ヒドラジン,界面活性剤の合成があげられた。原研高崎研のセルロース織維のスチレングラフト重合およびポリエチレン重合の中間規模試験についてフローシート,酸素の影響等詳細に説明された。一方一番問題になるのはまず照射装置への信頼性で,次に生産量の関係から照射コストの問題で約10~20円/kgになり,また加速器からの放射線の透過距離や窓の幅に制約があり,グラフト重合の場合原料粉末の状態でグラフトして成型するとブレンドした場合との相達,特徴が出せるか否かが問題である。また化学的グラフト法との競争から工業化の可能性はなくなり,繊維,フィルム等ではホモ重合の抑制が必要であり,均一性が非常に出し難い事が問題で,幹ポリマが433円/kg以上でないとグラフトポリマの方が安くならず,ポリエステル,ポリアミドの本質的な性質を変えず多少改良を加える方がレーヨン,木綿の様な安い物の品質を上げるよりも工業化の可能性があるとゆう説明がなされた。また小規模なプロセスから手がけてゆくのも一つのいき方とゆう考えも述べられた。最後に加速器メーカから需要家にどんなふうに使いたいのか具体的に知らせて欲しとの発言があった;図4表1
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