抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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リンゴ園における除草剤の処理試験を3年間にわたって実施し,その効果の特性を追求した.用いた除草剤は,パラコート剤(24%,急性経口毒性マウスLD
50=195mg/kg)と2,6-ジクロルベンゾニトリル(DBN)粒剤(6.7%マウスLD
50=6810mg/kgただし35%製品).パラコート剤についてば,処理後1日で効果が認められる速効性がある.特にイネ科に符する殺草力が強く,草種を変えることが少ない.また,根からの吸収による薬害はなく.安全性が高い.しかし,草の再生抑制期間は25日ぐらいで割合短い.一方,DBN粒剤はきわめて遅効性,草の再生抑制期間は70~75日で長い,殺草力が強く,草種の選択性も少ない.根からの吸収による薬害は認められず,永久除草用として有望.