抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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非晶領域の構造が,繊維の製造および加工工程-延伸,収縮,熱処理-とどのような関連を有するかを,ポリエチレンテレフタレート(PET)を主に研究をおこなった.熱処理によりPET繊維の結晶領域は配向度が増加し,一方,非晶領域は配向度が低下している.熱収縮と温度との関係を見ると,収縮は104°Cと180°Cとで不連続となり,それに応じて配向度も不連続的な変化を見せている.また,高延伸後に熱処理をおこなうことにより,結晶領域の配向度をほとんど変化させることなく,非晶領域の配向度を選択的に低下させうることが判明.