抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
フェニルピリダゾン誘導体20種について鎮痛効力をスクリーニングした結果,アミノピリンより強力と考えられるものが数種見出された.同誘導体のうちより1-フニルー3-ジメチルアミノー6-ピリダゾン(PP-2),1-オキシ-メチルー3-フェニルー6-ピリダゾン(PP-12)を選び,薬理作用の検索を行なったところ,両者ともアミノピリンの約2倍の鎮痛作用を示し,抗浮しゅ作用も明らかに強力であった.この化合物の鎮痛作用はレバロルファンにより拮抗されず,逆に著明に増強された点で明らかにモルフィンの鎮痛作用と異なっていた.その他,抗けいれん作用,体温降下作用,睡眠増強作用などの中枢抑制作用も認められた:参14