抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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1-[4(5)-イミダゾリル]-4-アミノメチルナフタリン(A)を触媒とし,ρ-アセトキシ安息香酸を定水素イオン濃度で加水分解すると,その速度は無触媒加水分解と触媒反応との和で表わされるが,後者は基質濃度を高くやると一定値に近づくが,pHを上げると著しく増加.Aおよびそのプロトン付加体(A<sup>+</sup>)が酵素類似の触媒として働らき,Michaelis-Mentenの速度論に従うが,その効率はAおよびA<sup>+</sup>で著しく異なる.Aとエステルとの相互作用は視水性相互作用によるもので,溶媒のイオン強度の効果などもこれを支持.AとA<sup>+</sub>の触媒効率の大きな差はMichaelis錯体の構造の違いによると考えられる.1-アミノメチルナフタリンも基質と結合し,触媒となるが,その飽和現象ははるかに弱い:参27