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J-GLOBAL ID:201602002890795170   整理番号:66A0286342

繊毛虫類(Spathidiun spathula)の放射線感受性

Radiation sensitivity of the ciliate Spathidiua spathula
著者 (1件):
資料名:
ページ: 1-26  発行年: 1965年 
JST資料番号: Z0000A  資料種別: 不明
記事区分: 原著論文  発行国: その他 (ZZZ) 
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原生動物は比較的放射線抵抗性が高く,その中でも繊毛虫類は一般に最も放射線抵抗性が高い。Spathidium spathulaは他の繊毛虫類に比べてX線の致死効果・分裂阻害に対して10~80倍感受性が高い,そこで,このSparhifium spathulaを用いて,X線と紫外線に対する感受性の比較を以下の諸点について行なった。まず細胞分裂の周期の内,より紫外線感受性の高い時期を調べると対数期の細胞が高い。5時間の分裂周期の内,最初の2時間と最後の1時間において,特に紫外線感受性の高い細胞が多かった。次にX線感受性の高い時期と大核のDNAが合成されていない時期と関連があるかを調べるため,3Hでラベルしたチミジンを添加するオートラジオグラフ法を用いて,大核のDNA合成時期およびDNA生成量に対するX線・紫外線照射効果を調べた。分裂周期のより早い時期に半致死量の紫外線を照射すると,大核のDNA合成の生成速度は著しく減少した。飢餓状態においた細胞は紫外線感受性が著しく増加する。より飢餓状態に置く時間が長ければ長い程,細胞は感受性が高くなり,また,飢餓に置く細胞の細胞令が若ければ若い程,常により感受性が高い。その他細胞令に対する照射効果,また核の様相応についての細胞学的な詳細な検討を合せて行なった;図5表3参14(山崎 邦郎)
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