抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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胎児発生16日目に照射したアルビノラットの雌を,情緒条件付過程で訓練した.条件情緒反応(CER)の獲得は,被照射動物の方が,未照射動物よりも弱い刺激,短い刺激持続時間で抑制される.全動物がCERを獲得した後,60日と115日目に行った把持試験では被照射,未照射の間に差異が認められなかった.しかし,CERの消去については,散照射よりも,未照射の方が抵抗性が強い.被照射動物の方が未照射動物よりも”情緒的”であるという仮説はそれが有害な刺激にもより”敏感”であるという観察によって練るべきである;図1参6(渡辺 純江)