抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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インジウムの核分裂収率を求めるためには
122Inなどの短寿命核種を定量しなければならないので,秒単位T
1/2のインジウムの分離法を考案した。
235Uの核分裂により生成したf.p.に,すずとインジウムの担体を含むピリジンのアルコール溶液を加え,生じたすずの沈殿を75psigの加圧下で迅速ろ過しすずの核種を除去する。これまでに要する時間は10秒,汚染除去係数は2×10
3であった。次いで,すずを除いた溶液に残存する短寿命インジウムがすべて壊変するのを待ち,新たにインジウムのβ
-壊変により生じたすずをNaBH
4溶液よりSnH
4として分離し,得られたすずの原子数よりインジウム親核種の原子数を求めた。Sn-Inの分離の化学収率は約40%,またSnH
4分離の際は平均37%であった;図3表4参10(杉下 竜一郎)