抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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コリスチン硫酸塩およびフラジオマイシン硫酸塩を含むコリマイフォームの経皮毒性を検索する目的で亜急性毒性試験を行なった結果,ラットの成長,生存率,血液所見,臓器重量および肉眼的所見には薬剤によると考えられる異常は認められなかった.病理組織学的所見については,皮膚の上皮にみられた過角化症,A,B群およびa,b群にみられたBowmanのう内の変化を除いては,ほとんど病的といわれる変化は認められなかった.過角化症は薬剤の刺激によるものかも知れないが,その程度はあまり強くなかった.胃のBowmanのう内への無定形のかたまりの析出は,A,B群およびa,b群にみられたが,これをもってすぐじん臓障害の存在を示唆するものとはいえない.今回の経皮毒性試験では,臓器,組織にあまり重大な変化はないと結論できる:参4