抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ブルックヘブンAGSビームセパレータはHEM
11型(TM
11-型式)に作用するアイリスローデットウェーブガイドの偏向板として用いられているが,これは決して唯一の偏向機構ではなく過去においていくつかの型が示された。それらの中の一つ,偏心ビーム孔(TM
11型式)をもった線型機構が数年前にスタンフォードにおいて呈示されたTM
01に似た構造のオフセットデスク孔の実験的研究がSLACでAltenmuellerとLoew によって再開されたが彼等らのトランスバースインピーダンスの測定は,この機構のTM
11構造よりも高いシヤントインピーダンスをもち,また無収差であることを示した。この二つの論文は偏心ビーム孔を有する偏向機構の理論的扱いを見出すために試みられたものである。バイシリンダー座標系に使用すると微分方程式が分離出来ないので正確な解を導びくことが出来ないが,他方,ゆるやかに結合した共振空洞の連鎖を用いた単純な近似が利用 それから得られる結果は,TM
11構造の場合には,実験で確認された理論的予見とよい精度で一致することを示すので同じモデルを用いて偏心ビーム孔をもったTM
01構造の場合のR/Qを計算している。また偏向構造に対すこのモデルの応用も述べている;図2参17