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J-GLOBAL ID:201602002953344831   整理番号:66A0303295

ミオシン-ATPアーゼ系におけるりん酸化中間産物

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資料名:
巻: 13  ページ: 51-84  発行年: 1965年 
JST資料番号: G0448A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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Piの初期爆発的発生はミオシン(M)-ATP系からだけでなく,心筋MB-および骨格筋H-メロミオシン-ATP系からも観察されたが,その量はいずれもたんぱく1モルに対しほとんど1モルであった.ADP発生の時間的経過を,M-ATP系のピルビン酸キナーゼと乳酸デヒドロゲナーゼとの共役時,NADHの・酸化を測定することにより追究.ADPには初期爆発的発生はみられなかった.NADHの酸化速度がATP濃度に依存するということは,Mは4×105gごとに1モルのATP結合場所をもっており,定常状態では何ら結合したADPをもっていないことを示した.りん酸化中間産物のM,Pi,H+への分解速度定数を,1:1のモル比でATPをMに添加後H+発生の時間的経過から直接測定した.pH7と8の間では速度定数は0.14min-1の一定値を保っていた.この値は定常状態におけるM-ATPアーゼからPi発生のそれの約1/10であった.しかし,アクトM-ATP系におけるりん酸化Mの分解速度は,M-ATP系におけるそれの100倍以上であることがわかった.1:1のモル比でATPをMに添加,反応停止,Mを沈殿させて分別精製,トリクロル酢酸(TCA)で抽出,沈殿中TCAに不安定なりん酸量を測定,この量および時間によるその減少量はTCAに不安定なりん酸量はMのATAとの・初期反応の中間産物から誘導されるという仮定と一致.
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