抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
発見されてから100年後の今日有用性を増してきた芳香族炭化水素一ホルムアルデヒド樹脂の現状と将来の方向を探る総説。芳香族炭化水素とホルムアルデヒドを酸性触媒で縮合させた時,ベンジルアルコールが中間体であることは確かであるが,ジアリルメチレンがかなりの量単離せられ,反応機構が明らかにされた。芳香族炭化水素としてはベンゼン,キシレン,ナフタリン,アントラセンで,ナフタリンやアントラセンでは橋かけが澄こる。酸素含有量によって樹脂の性質が異なるものが得られ応用面も別れてくるが,これにはmーキシレンが適する。研究の方向としては製法の安価なもの,性質の異なったグレードの樹脂の有用な性質を開発することである;参33