抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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染料の放射線化学は芳香核と水または有機溶媒からできる酸化性および還元性生成物との反応の研究に便利な手段であり,染料(メチレンブルー,フルオレツセン,エオシン,リボフラピン,ニコチンアミド-アデニンジニウクレオチド,9,10-アントラキノン)の希薄水溶液のパルス放射線分解および各種染料の希薄水溶液のガンマ線によるたい色についての研究,染料を生物学的間接作用に対するモデル物質として取扱った研究,染料-生化学的ポリマー錯体の放射線分解についての研究,染料水溶液の放射線分解における反応機作の研究,染料および芳香族化合物の希薄水溶液へ放射線を照射した場合の発光についての研究,および染料の有機溶媒溶液の放射線分解についての研究にわけて最近の研究を展望した