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J-GLOBAL ID:201602003028285015   整理番号:66A0289843

果実およびそ菜の販売期間延長の手段としての放射線照射処理(2)バートレット洋梨のγ線照射に対するガス置換の影響

j Radiation technology in conjunction with postharvest procedures as a means of extending the shelf life of fruits and vegetables Gas exchange in bartlett pears in relation to gamma irradiation.
著者 (2件):
資料名:
号: 80  ページ: 27-474  発行年: 1965年 
JST資料番号: Z0000A  資料種別: 不明
記事区分: 原著論文  発行国: その他 (ZZZ) 
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未熟の果実中には相当量のガスが含まれており,その20%は酸素である。酸素から,放射線によってオゾンを生じ,これが,果実組織を一層害するであろうと考えられる。しかし,無気的にしてしまうと病害に対する抵抗性がおちる。そこで,バートレット洋梨のガス交換の速度を研究した。果実内のガスの出入はきわめて速く,果実の熟度にあまり関係しない。300kradのγ線照射や30°Cに温度をあげると,エチレンの生成は促進される。窒素ガスをフラッシュするとエチレンの生成は阻害される。このようにした果実を空気にもどすと,照射型におけるエチレンの生成はまたはじまる。このように窒素から空気へ,空気から窒素へ移すことにより,梨のエチレン生成ははじまり,また,阻止される。こうしたことから,空気のない状態での照射は,あまり,実際的な意味をもたないと考えられる;図9参22(岡 充)

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