抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ポンドの現在の危機は,基本的には英国の国際収支の悪化が原因だが,これ程深刻なところまで追込まれたのは短資の跳梁のためだ.1964年9月頃までは,英国の高金利に誘われ,短資はニューヨークからロンドンへ流入していたが,11月19日に公定歩合の引き上げが英蘭銀行の定例理事会で決まらなかったこと,EFTA諸国への輸入課徴金の早期手直しの確約に関する報道が流れたことなどのため11月20日から,仏,西独による巨額のポンド売りが始まって,短資がロンドンからパリ,フランクフルトへ流れ始めたのが直接原因だなと実情を記述.ポンドの今後は英国の貿易収支動向如何だと記述;図1