抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
Barus効果(B)は非ニュートン流が始まるとともに起り,ずり応力の増大とともに増加する.高いずり応力のもとで流動が再びニュートン的になると,流出液の径(d
f)と細管径(d)との比,d
f/dで表わされるこの効果は飽和値(3~4)に近づく.(1)d
f/d~ずり応力曲線はずり速度~ずり応力曲線と似ている.(2)Barus効果Bはずり応力による高分子の変形の回復により生じる.(3)-Bと前報(日化84,889(′63))において導入した高分子の変形Sとの比,-B/Sは弾性体のポワッソン比に相当する.(4)-B/Sの濃度依存性は高分子の変形の難易を示すパラメータβの濃度依存性と同様である.(5)上のような濃度依存性はまた,-Bと変形Sの飽和値-B
∞とS
∞の場合にも見いだされる.