抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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鋼の樹枝状偏析についてその起源を説明し樹枝状偏析率の測定例をいくつか示した後にそのような偏析のもたらす実際的な現象について言及した。オーステナイト温度域において高い拡散速度を持つCのよな元素の場合には,凝固時に生成される偏析は冷却中にオーステナイト相域においてほとんど解消され得るので,冷却後に観察されるC偏折は主としてオーステナイトの分解過程に依存する。Cのようにオーステナイト相内での拡散速度の大きくない元素では,凝固時の偏析はほとんど保存される。バンド組織についてオーステナイト相からの冷却速度および均質化処理の影響を述べた;写図10表4参37