抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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振動力を強制的に供試体に作用させ,その力~-変位関係は動的解析に用いられてきた関係と大差ないものが得られた。しかし外力が過度ランダム波(擬似地震波)の場合にはそんなにヒステリシスループを画かずに破壊する例が多かった。これは定常的ランダム波の場合には外力振幅がほぼ一様なので破壊までいかずに降伏した状態で振動ができるのに対して,過度ランダムの場合には全体としての振幅包らく線が大になるとともに複雑な波形のため降伏した後破壊領域まで一挙に変形が進行してしまうのではないかと推論された;写図29表2参3