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J-GLOBAL ID:201602003151794471   整理番号:66A0299553

高分子スルホン酸触媒によるエステルのけん化反応(II)ポリスチレンスルホン酸による各種の脂肪族エステルのけん化

著者 (4件):
資料名:
巻: 22  号: 247  ページ: 701-705  発行年: 1965年 
JST資料番号: G0122A  ISSN: 0023-2556  CODEN: KOKAA   資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN) 
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ポリスチレンスルホン酸(PSS)を触媒として分枝脂肪族一価エステル,多価アルコール酢酸エステルおよび二塩基酸ジメチルエステルのけん化反応を,純水中で行なった.いずれのエステルのけん化に対しても,PSSは塩酸よりも有効な触媒であった.アルコール成分および酸成分の枝分れの影響を検討したが,いずれの場合にも直鎖エステルに比べて,分枝はPSSの触媒効果を減少させた,多価アルコール成分としては,エチレングリコール,グリセリンおよびマンニットを,また二塩基酸成分としてはフマル酸およびマレイン酸エステル類を検討したが,明らかな特徴は認められなかった.
引用文献 (5件):
  • 1) 桜田一郎, 坂口康義, 小野友義, 上田敏夫: 高化, 22, 696 (1965)
  • 2) E. J. Salmi: Ber., 72, 1767 (1939)
  • 3) M. H. Palomaa, E. J. Salmi, J. I. Janson, T. Salo: Ber., 68, 303 (1935)
  • 4) W. Hückel:(安倍義人訳), 「ヒュッケル有機化学」, 1575 (1960) 商工出版社
  • 5) 桜田一郎, 坂口康義, 加賀宇廼夫: 高化, 17, 87 (1960)

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