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J-GLOBAL ID:201602003168492568   整理番号:65A0258409

マグネシウム合金粉末押出し材の機械的性質

著者 (3件):
資料名:
巻: 15  号:ページ: 55-66  発行年: 1965年 
JST資料番号: F0772A  ISSN: 0451-5994  CODEN: KEIKA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN) 
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マグネシウム合金粉末押出し材の室温および高温での機械的性質および組織をしらべる.使用粉末はジェットアトマイズ法で作ったペレットでMg-1%AlとMg0.6%Zrの二種合金粉末を用いた.次のような定性的な結論が得られた.(1)粉末押出し材は同組織の鋳造押出し材よりも室温および高温での強さ,特にクリープ強さが高い.(2)これは最初の粉末表面にある酸化物の量に大きく依存し,分散している酸化物粒が試料中を通過する転位に干渉するためと老えられる.(3)粉末押出材は延性にとぼしい.(4)再結晶挙動の異なる2種の合金粉末を適当に組合わせて同時押出材を作ると.そのおのおの押出し材と性質を異にするものを得る可能性がある.粉末押出し材の方が鋳造押出し材よりも幾分低い温度で軟化し,しかも軟化の度合も大きい,これは押出ししたときの残留応力が前者が大で結晶粒成長を速めるためと考えられるが分散している酸化物のため結晶粒は細かく絶対かたきも同じ焼なまし温度では高い.高温では粉末押出し材が鋳造押出し材より引張強きは高い.クリープ強さは粉末押出し材の方がすぐれている.これも引張強さと同様に酸化物の調整でさらにその強さを増し得ると考えられる
引用文献 (26件):
  • 1) 幸田, 諸住: 軽金属, 11, (No. 47) (1961), 125
  • 2) 諸住, 石河, 幸田: 軽金属, 13 (No. 60) (1963), 257
  • 3) M. Salesse, R. Caillat, J. Herenguel: J. Nuc. Mat., 8 (1963), 39
  • 4) D. Leclercq, R. David, R. Darras: J. Nuc. Mat., 8 (1963), 41
  • 5) J. Herenguel: J. Nuc. Mat., 8 (1963), 49
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