抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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社会主義諸国の改革の特色は企業の権限拡大と事業責任の強化であり,具体的には生産活動に関する自決権と共に,独立採算資金源として,また企業活動評価基準としての利潤が認められたことである。本稿は新条件下の各国について述べ,東独,ポーランド,ルーマニヤ,チェコ,ブルガリアの順に実情を紹介し,また生産開発資金,厚生資金,賞与資金,予備,技術研究資金などの項目別にその形成源と方法に関する特質をあげ,この改革が経営管理に新しいものを導入した反面,また多くの複雑な課題と困難があり,今後管理方式の完成には理論的にも実際的にも大きな努力が要求される,と結論