抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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雄ウサギに
99mTc-Pertechnetate(
99mTcO
4-)150μCi/kgを与え,だ液せんにおける摂取率を検索するとともに,
60Co-γ線5,000rad照射時における摂取率と病理組織学変化を調べた.
99mTcO
4-摂取率は耳静注のときは,30分および3時間目に高値を示したが,後者が前者より大であった.耳下せんにおける
99mTcO
4-の摂取率は,がっ下せんのそれより大きい.
60Co-γ線照射は線量率25rad/分に1,000rad/日を5日間連続し,総線量を5,000radとした.
60Co照射により組織の変性,壊死に伴い,終了5日目よりチモーゲンか粒は減少するが,だ液せん組織り回復に伴い,50日目には回復傾向にある.放射線障害降の
99mTcO
4-のだ液せんへの摂取能は,病理組織学的にみたせん機能の障害とほぼ一致する:参21