抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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実験的に心筋硬そくとしたイヌの心臓の4室について,ノルエピネクリン(NE)含量を測定した。dι-ノルエピネフリン-7-
14Cを注射し心筋のNE持続時間と細胞内分布を測定した。正常の左心室脚はg組織当たり0.96μgのNEを含むが,冠状動脈閉そく後には硬そく組織は4日間でNEを完全に失う。心筋のNE減少は右心室でも同程度に起こり,心房も心室と同様の傾向を示した。硬そくの2週間後には,NEレべルは上昇し,冠動脈閉そく後6週間でほぼ正常値に復した。このような内在性のNEレベルの変化にもかかわらず,標識NEの心筋による保持は内在性および外因性NEの細胞内分布と同様,ほとんど変化しなかった