抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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上記の谷域とRachitisで上部白亜紀-下部中新世間の67試料を分析して,代表的試料11個中の29種の相対ひん度分布表を示し,本地域の岩相層序8単元と11化石帯の特徴を記載し,標準ナンノプランクトン帯と対比した。その結果,Tetralithus murus帯を発見されたので,メーストリヒシアン階の存在が確認されたことになる。また最上部層中に上部中新統(NN2/3帯)を発見したので,漸新/始新統境界(NP21/NP20)の位置も確定できた。さらに下部ルペリアン階相当帯(R.ornata帯)がバイエルンから上オーストリアをへて本地域にまで分布することも発見した。したがって,層序・構造の複雑な本地域の地質解明には化石が重要である;写図8表1参19