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J-GLOBAL ID:201602003238579500   整理番号:71A0392592

製造条件の異なる消石灰の性状と炭酸化

著者 (2件):
資料名:
号: 113  ページ: 166-177  発行年: 1971年 
JST資料番号: F0275A  ISSN: 0559-331X  CODEN: SSEKA   資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN) 
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製造条件の異なる消石灰の水酸化カルシウムの結晶状態と,それらの消石灰の炭酸ガスに対する反応性および生成する炭酸カルシウムの結晶形態などについて熱分析などにより検討.水酸化カルシウム結晶はCaO結晶の生成条件と消化条件によって左右される.炭酸化速度を左右する最も大きな要因は水蒸気分圧であり,小さな結晶を多く含む消石灰ほど炭酸化がやや早い傾向にある.炭酸化の過程で残存する水酸化カルンウムはDTA曲線で,その吸熱ピークが二段階に分離する.炭酸化過程で生成する炭酸カルシウムは低湿環境で非晶質炭酸カルシウム,高湿および水分添加の環境ではアラゴナイトなども生成するが,最終的にはカルサイトの斜方六面体および紡すい状結晶である:参11
引用文献 (11件):
  • 1) 高島, セメント技術年報, X (1956).
  • 2) B. Brunauer 他, J. Apple. Chem., 80 [4], (1958).
  • 3) J.E. Gillott, J. Apple. Chem., 17 [7], (1967).
  • 4) 松田, 山田, 石膏と石灰, No.97 (1968).
  • 5) 栄枝, 藤原, 石膏と石灰, No.100 (1969).
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