抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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製造条件の異なる消石灰の水酸化カルシウムの結晶状態と,それらの消石灰の炭酸ガスに対する反応性および生成する炭酸カルシウムの結晶形態などについて熱分析などにより検討.水酸化カルシウム結晶はCaO結晶の生成条件と消化条件によって左右される.炭酸化速度を左右する最も大きな要因は水蒸気分圧であり,小さな結晶を多く含む消石灰ほど炭酸化がやや早い傾向にある.炭酸化の過程で残存する水酸化カルンウムはDTA曲線で,その吸熱ピークが二段階に分離する.炭酸化過程で生成する炭酸カルシウムは低湿環境で非晶質炭酸カルシウム,高湿および水分添加の環境ではアラゴナイトなども生成するが,最終的にはカルサイトの斜方六面体および紡すい状結晶である:参11