抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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デング熱2型ウイルスTr.1751株に感染したほ乳マウスの脳より最高の感染度とHA活性を有するウイルス分画を単離し,デング熱2型ウイルスの構造を電顕的に観察した.ビリオンは直径約48~55mμの球形をなし,無形の見かけ上除去可能の粘着性の外膜におおわれ,数個のビリオンは互に凝集しているのが認められた.内部心の周囲にはいわゆる白色環,幅約4~5mμの堅そうな環が存在した.興味あることに,ビリオンの表面に2種類のサブユニット粒子が検出され,一方は幅約6~7mμの凹みを中心に有し,他方は直径13~14mμで,これらは通例,外膜のあるビリオンの表面に存在するのでウイルスのHA成分と考えられた:参9