抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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乳児の生後の各月における乳たんぱくの至適濃度を決定するために,生後から6か月の健康児に各種濃度の乳たんぱくを含む乳を毎kg当り1日に150mlを与え,その廻盲腸内容の分析を行なった.生後10日の乳児では1.3%のたんぱくを含む牛乳は,母乳が完全に消化されたと同程度に容易に消化された,1.5%のたんぱくを含む処方は過剰であることがわかった.4-6か月の乳児では,2.5%のたんぱくを含む牛乳は完全に消化吸収されたが,2.7%のそれは過剰であることが判明.全牛乳では完全消化吸収は一層困難であった.これらの結果は乳児が要求する乳たんぱく量の決定に対し,重要なてがかりになる.