抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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島津GV-250型真空分光器でステンレス鋼中の鉛を定量した.分析線としてPbII2203.5Aを用いた.発光条件は通常通りである.線強度と濃度間に直線関係は得られなかった.これはNi2203.52AとCr2203.91Aの干渉によるためである.Ni2203.52Aは鉛線より強くこの両者は分離できない.Crの影響は少ないためNi補正法は18/8,18/12/2Mo鋼に対してだけ調べた.この再現精度は無化係数として10%以下で精度は化学分析に対して0.005%以下である.調査結果では鋼中の鉛の偏析は見い出されなかった.