抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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上記地域に分布するカリチェには,鮮新世,更新世,完新世のものがあり,鮮新世のそれは俗に“caprocks”として知られている。時代,物理性,化学性の差により,1)新期,2)成熟期,3)古期のものにわけられる。1)はインコンピーテントで粉末状をなし,2)は団塊状を呈し,下部に向かって続成作用により生成された石英を含む3)と級化状態になる。塊状カリチェは半乾燥気候下の平らな砂ばくレス上で急速に埋積され形成された。カリチェ背斜ないし膨張構造は成熟カリチェあるいは先在していた炭酸塩中においてのみ形成されたものであるが,それは循環シルトと石灰質dripstoneによる水平・垂直方向の乾裂の充てんが原因となって生じた完全帯(entire zone)の膨張による;写図4参45