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J-GLOBAL ID:201602003412998207   整理番号:66A0312396

軟鋼溶接金属の窒素含量および気孔

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資料名:
巻: 35  号:ページ: 237-245  発行年: 1966年 
JST資料番号: G0090A  ISSN: 0021-4787  CODEN: YOGAA   資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN) 
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N2,N2-A,N2-O2,空気,N2-CO2,N2-H2の6系の溶接ふん囲気中での窒素分圧と溶接金属の窒素含量との関係を調べた.1atmの窒素ふん囲気中および1atm空気中で溶接した場合溶接電流が高くなると溶接金属中の窒素量は減少する.(PN2≦1atm)ふん囲気においてはPN2=0,066atm付近で窒素の異常吸収が認められ,Pairlatmでも減圧下て窒素の異常吸収が認められた.PN2+PO2=1atmで溶接金属中のN量が多く,ふん囲気中の酸素がN量を増加させる.PN2+PCO2=1atmでも同様であった.窒素,N2-A,N2-A,N2-O2ふん囲気では窒素の溶解はSievertsの法則に従わないが,N2-CO2ではPN2=0.6atm,N2-H2ではPN2=1atmまでSievertsの法則に従う.各系とも気孔の発生は溶接電流,アーク電圧,窒素分圧が高くなるほど多くなる.平衡測定による熱力学的数値を用い窒素含量推定のため計算を試みている.
引用文献 (13件):
  • 1) 前川静弥, 中川義隆, "溶鉄の窒素の溶解度におよぼす炭素, 珪素, マンガンとの影響 (溶鉄の窒素の港解度-1)", 鉄と鋼,Vol. 46 (1960), No. 7, 748s-753s.
  • 2) 笠松裕, 的場幸雄, "溶融純鉄中の窒素の活量", 鉄と鋼, Vol. 45 (1959), No. 2, 100s-105s.
  • 3) J.Chigman, "Basic Open Health steelmaking" (1951) A.I.M.M.E. 638s.
  • 4) J.C. Humbert & J.F. Elliott, "The Solubility of Nitrogen in Liquid Fe-Cr-Ni Alloys", Trans. Met. Soc. Amer. Inst. Min., Met. & Pet. Eng., Vol. 218 (1960), No. 12, 1076s-1087s.
  • 5) R.D. Pehlke & J.F. Elliott, "Solubility of Nitrogen in Liquid Iron Alloys. 1 Thermodynamics", Trans. Met. Soc. Amer. Inst. Min., Met. & Pet. Eng., vol. 218 (1960), No. 12, 1088-1100s.
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