抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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強誘電体TGSに関する研究は数多くあるが,この強誘電性転移に関しては秩序一無秩序型の相転移かあるいは変位型の相転移なのか未だはっきりしない。これを明確にするためにX線回折により転移温度前後の結晶構造を調べた。観測は強誘電体相の19°C,37°C常誘電体相の57°Cで行い,19°Cでの14水素原子の17水素原子からの距離および非水素原子の位置を,また37,57°Cでの非水素原子の位置を定めた。ここで57°Cでの構造決定には分離原子法を用いた。得られた結果はTGSの強誘電体転移が秩序一無秩序型であることを示している;写図7表8参21