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J-GLOBAL ID：201602003437883919   整理番号：72A0300188

ペリクティン火山産の安山岩についての水に飽和,不飽和下での溶融関係および天然マグマの含水量の推定

Water-saturated and undersaturated melting relations in a Paricutin andesite and an estimate of water content in the natural magma.

著者 (1件)： EGGLER D H
資料名： Contrib Mineral Petrol  (Contributions to Mineralogy and Petrology)
巻： 34  号： 4  ページ： 261-271  発行年： 1972年 
JST資料番号： D0949A  ISSN： 0010-7999  CODEN： CMPEAP  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 安山岩の溶融実験を10kb,H₂O=2~10%下で行なった。溶融物のf(H₂O)は熱力学的に計算された。斜長石は溶融物中の含水量が2%以下になると液相として認められる。単斜輝石は含水量が5%を越えると液相線の近くに晶化する。角せん石の安定温度は950°Cを越えないことなどが実験より明らかになった。また,相成分と天然の岩石のモード,相成分とを比較した結果,天然の巨はん晶鉱物は1110±40°C,H₂O=2.2±0.5%の溶岩から結晶化したものであると考えられた。そして,相共生の比較から,この安山岩は海洋性玄武岩の部分溶融生成物と考えられる;写図4表4参23

シソーラス用語： マグマ ,  安山岩 ,  角せん石 ,  岩石成因論 ,  斜長石 ,  水蒸気 ,  単斜輝石 ,  熱力学関数 ,  溶融実験
準シソーラス用語： 火成岩成因論 ,  部分溶融

タイトルに関連する用語 (9件)： 火山 ,  安山岩 ,  水 ,  飽和 ,  不飽和 ,  溶融 ,  マグマ ,  含水量 ,  推定