文献
J-GLOBAL ID:201602003439394478   整理番号:66A0290336

よう素の放射分析

RaAiSSry of iodine.
著者 (1件):
資料名:
ページ: 1-7  発行年: 1965年 
JST資料番号: Z0000A  資料種別: 不明
発行国: その他 (ZZZ) 
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ソ連の原子力利用国家委員会の報告(NP-15104)からの翻訳である。よう素はその飽和蒸気圧が高く,また,各種表面への吸着がおこりやすく,空気中では蒸気およびエアロゾルの型で存在する。空気中よりよう素をサンプリングし,その放射能をチェックするためには次のようなこの元素の特性を考慮に入れなければならならない。(1)高い化学的反応性,(2)化学形態の多様性,(3)エアロゾルと蒸気相でのよう素の存在比の不確定さ,(4)低い最大許容空気中濃度。エアロゾル相のよう素はFPフィルタで捕集され,よう素蒸気は,液体および固体の吸着剤で捕集される。液体吸着剤としては,水,有機アミン類,りん酸,トリブチルエステル,ケロセン,アルカリ金属のよう化物,硫酸塩溶液および,アルカリ金属の炭酸塩,チオ硫酸塩,硫酸銀などの溶液が用いられる。固体吸着剤としては,活性炭についての研究が多く,大体13~20cmの層でほとんどが吸着され,実際上その深さ以上の侵入はないとされている。他に銀メッキした銅網,銅網,銅片等の化学吸着剤についての研究が進められており銅網については活性炭より悪い結果しか得られなかったが,銀メッキした銅網で最適条件では回収率は99.9%に達した。実際上のよう素の線量測定および放射分析のためには,上記各種のフィルタ,吸着剤の組合せが,操作上の問題と,捕集効率の両面より考えられている。放射性よう素の同定は,β線の崩壊曲線または,吸収曲線を利用するか,γ線のスペクトロメトリーによるかである。連続的捕集-モニタリングのための装置のブロックダイヤグラムが記載されそれについての研究も紹介されている;図3参21(葉杖 正昭)
タイトルに関連する用語 (2件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る