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J-GLOBAL ID:201602003449269515   整理番号:71A0024444

44Tiの構造と原子核における回転的性質の発現に対する一粒子エネルギーとT=0の二体相互作用の役割

Structure of 44Ti and role of single-particle energies and the T=O two-body interaction in the development of rotational properties in nuclei.
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資料名:
巻:号:ページ: 2293-2302  発行年: 1971年 
JST資料番号: D0747A  ISSN: 0556-2813  CODEN: PRVCAN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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原子核の示す現象の微視的記述と集団的記述との関係を明きらかにするのは,原子核物理の一つの課題であった。20Neは,この問題を調べるのに適した核であった。20Neの低い励起状態は回転帯をなすと解釈されており.SU,模型,変形ハートリー・フォック計算がなされた。さらに.通常の殻模型計算によっても回転的な性質がでてくることが示された。胴Tiはf-P殻における20Neの相似物である。2。Neと似た構造をもち,回転的性質を示すであろうか。両者間の大きな差異を生じるのは,どんな特徴であろうか。こういう疑問に答えるために,この論文では,40Caを心としてf1/2P2/2f5/2およびP,,を心の外の四粒子が動きうる軌道と仮定して殻模型計算を実行する。Kwo-Brownの相互作用を使って計算した結果,44Tiのスペクトルは回転的ではなく等間隔に並んだ。さらに,この計算では説明できない状態がいくつかあり,変形した回転帯が現われていることを示唆している。変形ハートりー・フォック計算との一致は,2。Neのときのように良くない。また,Stretch-Schemeとも一致は悪いが,これはStretch-Schemeには中性子一陽子の相関が考慮されていないためである。回転的な性質にはどんな要因が本質的な役割を果たすかを調べるために,一粒子エネルギーや二体の相互作用のT=0の部分を変えて思考実験をくり返した。二体の相互作用の中では四重極の項が支配的な成分を占めているが,すべこの質量領域で回転的な性質を示すわけではない。中性子と陽子間のバウリ原理と一粒子エネルギーの並び方が最も大きな役割を果たしていることが指摘される(鈴木宜ゆき);写図4表3参15
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