抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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140Ba-
140La混合物から鉄共沈法によって純度の高い140Laを分離する目的で,従来用いられて来た沈殿剤アンモニアの外,ピリジン,α-ピコリン;ベンジルアミン;n-プチルアミン;エチレンジアミンを使用した。ピリジンを沈殿剤として使用した場合,これらの沈殿剤中最も純度の高い
140Laが得られ,10-
3程度の
140Baの混入しか認められなかうた。NH
4C1を添加すると4×10
-4の
140Baの混入しかない
140Laが得られた。Α-ピコリンでも同様の結果を与えるが,ピリジンに比較するとやや劣る。n-プチルアミンとエチレンジアミンを使用したときには。アンモニアの場合より純度の高いものは得られなかった。140Ba混入度合は,使用する沈殿剤のPK値と逆比例関係にある。また,
140Ba-
140Laの混合物から
140Baを分離する方が,
90Sr-
90Yから
90Yを分離する場合に比較して困難である;図5表2参12