抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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5′-IMPの2.0mg/ml水溶液にγ線を照射するとき,照射線量が高くなるに伴ってpHが低下し,色調が黄色に近づき,5′-IMPの分解が大になる.線量率はあまり影響がない.pH7の緩衝液溶液の場合も傾向は同様であったが残存率は高い.この場合,5′-IMPの残存率の対数と照射線量とは,ほぼ10
6~10
7kradの間で直線関係になる.pHとの関係は,pH9の場合が安定で,pH7.5などは不安定であった.各種の5′-ヌクレオチドについては,プリン系が比較的安定で,ピリミジン系が不安定で,5′-UMPが最も不安定である.この傾向は混合物についても同様であった.5′-IMPの安定性は,純水中よりもトリス緩衝液のほうが,また糖分やアミノ酸を含んだ方が高い.分解生成物はほとんどヒポキサンチンである.なお加熱殺菌法との得失を比較:参9