抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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常微分方程式の数値解に関しては,多くの人によって論議され,Runge-Kutta法や予測値修正法の各種の変形形が広く用いられてきた。Raneは1962年に関数を,拡張されたテイラー展開で近似し,その結果を階差で近似する一層手間の省ける方法を示したが,この方法では階差をとることによる誤差に対する考察は出来なかった。それに対して本文では,階差を表わす積分部にシンプソンの法則を適用したさらに簡略な方法を誤差についての考察を含ませて示し,かつ,適当な仮定と近似処理により,誤差を無視して計算しうることを示している;参6